円錐角膜の見え方 分かりやすく図や写真で紹介

ちょっと目の見え方が乱視だけではなく、複雑になり円錐角膜かどうか心配な方へ、円錐角膜の見え方となぜそのように見えてしまうのかを紹介します。

また、円錐角膜がそういった病気なのかも簡単に説明します。

円錐角膜とは

円錐角膜の形状

円錐角膜(ker-uh-toe-KOH-nus)は、角膜=(透明なドーム型の目の前面)が薄くなり、徐々に外側に向かって円錐形に膨らんでいくことで、生じてしまいます。

円錐形の角膜は、かすみ目を引き起こし、光やまぶしさに対して過度に感受してしまい、眩しすぎて目が開けられないなどの症状が生じます。通常両方の眼に影響を与え、一般的に10歳から25歳の人々に影響を及ぼし始めます。状態は10年間以上ゆっくりと進行することがあります。

円錐角膜の初期段階では、メガネまたはソフトコンタクトレンズを使用して視力の問題を矯正できます。
その後、酸素透過性ハードコンタクトレンズまたは他のタイプのレンズを装着する必要が生じる場合が多く、症状が進行した場合は、角膜移植が必要になることがあります。

上記の写真のように角膜の形がいびつで、メガネやソフトコンタクトレンズで通常視力を矯正できません。角膜の形がいびつなので、見え方も特殊で近眼や遠視ではなく、乱視に近いですが、それともちょっと違った見え方がします。

参考文献:Keratoconus Overview (MAYO CLINIC)

https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/keratoconus/symptoms-causes/syc-20351352

 

円錐角膜の見え方

分かりやすく図と写真でお見せしますね。普段の見え方と夜間の見え方で紹介いたします。

明るいところでの見え方

こちらは普段の見え方を表現してくれています。眼科の視力検査の時はまさにこんな感じで見えています。

 

夜間の見え方

https://twitter.com/bix_2525/status/405875603527573505?s=21

こちらは夜間、月を見たときの見え方を写真で紹介されています。分かりやすいですね。

こちらは夜間の車の中からの見え方を左は普通の見え方、右は円錐角膜の人の見え方をイラストで紹介しています。これは、本当にこんな風に見えています。うまくイラストで表現されています。

まとめ

文章が短くて申し訳ありません。やはり図や写真で見てもらうのが早いと思い、紹介させてもらいました。

個人的には一番最後の見え方がまさしくその通りという感じです。なので裸眼の運転は本当に無理です。コンタクトを付けていても、夜間でしかも雨が降っているときは運転は怖いです。

目の見え方が乱視が強くなってきている方は、ぜひ一度眼科の医師の診断を受けるようにしてくださいね。

 

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